こんにちは!某クリニック院長のくれないです。
高額フェイシャルエステ意味ない、やめたい、無駄といった声が多い理由とは?高額フェイシャルエステの効果と科学的根拠、自宅でできるフェイシャルケア方法を紹介します。
この記事では、現役医師である私が自分の体験をもとに徹底解説します。
・高額フェイシャルエステが意味ないと言われる理由とその真相
・高額フェイシャルエステのメリットとデメリット
・自宅でできるフェイシャルケア方法
フェイシャルエステとは何か?私が体験した高額フェイシャルエステ3つの概要
フェイシャルエステとは、顔の肌に関する美容サービスの総称です。フェイシャルエステにはさまざまな種類がありますが、一般的には以下のようなサービスが提供されています。
1. 小顔矯正(90分、20,000円)
2. コルギ(90分、20,000円)
3. 小顔マッサージ+高濃度美容液注入(60分、12,000円)
これらの施術を通じて、フェイシャルエステの実態と効果について深く考察することができました。
フェイシャルエステが提供する主なサービス
フェイシャルエステでは、クレンジング、マッサージ、パック、美容液の塗布など、さまざまなサービスが提供されます。私が体験した3つの高額フェイシャルエステでは、特に以下のようなサービスが印象的でした.
- 小顔矯正:顔の骨格や筋肉にアプローチし、顔の形を整える施術
- コルギ:韓国発祥の特殊なマッサージ技法を用いた施術
- 高濃度美容液注入:肌に直接美容成分を浸透させる施術
フェイシャルエステの施術プロセス
フェイシャルエステの施術プロセスは、サロンやコースによって異なりますが、大まかには以下のような流れになります。
肌の悩みや目的、アレルギーなどを聞く
肌の状態やタイプをチェックする
上記のサービスを行う
肌の状態や効果、ケア方法などを説明する
フェイシャルエステの施術時間は、30分から2時間程度です。料金はサロンやコースによって大きく異なりますが、平均的には1回5,000円から30,000円程度です。
私の体験では各施術で重点が置かれる部分が異なりましたが、基本的なプロセスは同様でした。しかし、施術後の効果の持続性には疑問を感じました。結局、糸リフトやフェイスリフトの美容外科手術を行うことになりました。(フェイスリフトで劇的に変化した姿はこちら。)
「フェイシャルエステは意味ない」と言われる理由
フェイシャルエステは多くの人が美容やリラクゼーションのために利用していますが、一方で「フェイシャルエステは意味ない」「やめたい」「無駄」といった声もネット上には多く見られます。
これらの声は、どのような理由に基づいているのでしょうか? 私の体験を踏まえて考察します。
効果が出ない、持続しないと感じる
フェイシャルエステの効果には個人差がありますが、一般的には以下のような効果が期待できます。
・肌の清潔さや潤いを保つ
・肌のくすみやむくみを改善する
・肌のハリや弾力を高める
・毛穴の開きや黒ずみを減らす
しかし、これらの効果はフェイシャルエステを受けた直後に一時的に現れるものであり、長期的に持続するものではありません。
またフェイシャルエステだけでは、肌の老化やダメージを完全に防ぐことはできません。
肌の状態は、日々の生活習慣や紫外線などの外的要因にも大きく影響されます。そのため、フェイシャルエステを受けても肌の悩みが解決しない、または再発すると感じる人もいます。
私が体験した高額フェイシャルエステ3つでも、即効性はあるものの効果の持続性には疑問が残りました。特に小顔効果や肌のハリについては、数日で元に戻ってしまう印象でした。
料金が高い、コースや契約の内容が不明確である
フェイシャルエステの料金は、平均的には1回5,000円から30,000円程度です。しかし、これはあくまで1回の料金であり、フェイシャルエステの効果を実感するには定期的に通う必要があります。
そのため、フェイシャルエステには月額や年間の料金プランが設定されていることが多く、その金額は数万円から数十万円にもなります。また、回数や期間の制限がある場合やキャンセル料や解約料が発生する場合もあります。
これらのコースや契約の内容は、必ずしも明確に説明されるとは限りません。そのため、フェイシャルエステには、料金が高い、コースや契約の内容が不明確であると感じる人もいます。
施術の質が低い、肌に合わない
フェイシャルエステの施術の質は必ずしも満足できるものとは限りません。施術の際には肌に刺激を与えることがありますが、その刺激が強すぎる場合や、肌に合わない化粧品や器具を使われる場合があります。
その結果、肌に赤みやかゆみ、炎症などのトラブルが起こることがあります。マッサージやコルギなど顔に強い刺激を与えるものがありますが、これらは肌を伸ばしてしまいたるみを助長する可能性があります。
そのため、フェイシャルエステには、施術の質が低い、肌に合わないと感じる人もいます。 私も合わないと感じる一人です。私の肌質は比較的普通ですが、それでも施術によっては肌に合わないものがありました。
施術の頻度と個人差はある?
フェイシャルエステの効果には個人差がありますが、施術の頻度と個人差については以下のように考えることができます。
どれくらいの頻度で通うべきか
一般的には、以下のような目安があります。
・肌の悩みが深刻な場合:週に1回から2回
・肌の悩みが普通の場合:月に1回から2回
・肌の悩みが少ない場合:季節の変わり目に1回
ただし、これらはあくまで目安であり、肌の状態や反応によって調整する必要があります。フェイシャルエステを受ける頻度が高すぎると、肌に負担をかけることにもなります。
そのためフェイシャルエステを受ける際には、サロンやエステティシャンと相談しながら自分に合った頻度を見つけることが大切です。
個人の肌質と効果の関係
個人差がありますが、肌質とフェイシャルエステ効果の関係については以下のように考えることができます。
・乾燥肌:肌に水分や油分を補給し、保湿効果を高める施術が合います。
・敏感肌:優しい化粧品や器具を使ってもらうことや、施術の強さや時間を調整してもらうことが必要です。
・混合肌:肌の部位によって異なるケアをする施術が合います。
・普通肌:肌の清潔さや潤いを保つ施術が合います。
ただしこれらはあくまで一般的な傾向であり、個人の肌の状態や反応によって異なります。
自宅でできるフェイシャルケアの方法
高額なフェイシャルエステに通わなくても、自宅でできるケア方法があります。
正しい洗顔方法を身につける
正しい洗顔方法とは、以下のようなものです。
・洗顔料は、自分の肌に合ったものを選ぶ
・洗顔は、肌に摩擦を与えないように優しく行う
・目や口の周りなどの細かい部分も忘れずに行う
・ぬるま湯でしっかりとすすぐ
・タオルでやさしく水分を拭き取る
正しい洗顔方法を身につけることで肌の汚れや余分な皮脂を落としながら、肌の水分や油分のバランスを保つことができます。
自分に合ったパックやマスクを使う
自分に合ったパックやマスクとは、以下のようなものです。
・自分の肌の悩みや目的に合わせて選ぶ
・自分の肌に合った成分や素材を含むものを選ぶ
・使用方法や時間を守って使う
・使用後に肌の状態をチェックしてトラブルがないか確認する
・肌に合わない場合はすぐにやめる
自分に合ったパックやマスクを使うことで、肌の潤いやハリを高めることができます。
適度なマッサージをする
適度なマッサージとは、以下のようなものです。
・自分の肌に合った化粧品やオイルを使って行う
・肌に摩擦を与えないようにやさしく行う
・顔の中心から外側に向かって行う
・目や口の周りなどの細かい部分も 行う
・5分から10分程度で終わらせる
・週に2回から3回程度にする
適度なマッサージをすることで、肌のコリやむくみを解消することもできます。
フェイシャルエステのメリットとデメリットとは?
フェイシャルエステには、メリットとデメリットの両方があります。以下にそれぞれの主な点をまとめました
メリット:プロの手による専門的ケア
プロの技術による専門的なケアを受けることができます。リラックス効果も高く、私の体験でも心身のリフレッシュには有効でした。
デメリット:コストと時間がかかる割に、効果の持続性がない
しかし、高額な料金と時間的な拘束は大きなデメリットです。また、効果の持続性に疑問が残るため、コストパフォーマンスは決して高くないと感じました。
結論:フェイシャルエステは誰にとって意味があるのか?
私の体験から得た感想をお伝えします。
・リラックスや癒しを求める人
・特別なイベント前の一時的な肌の調子改善を望む人
・自己投資として美容にお金をかけられる人
フェイシャルエステをおすすめできない人
・長期的な肌の改善を求める人
・コストパフォーマンスを重視する人
・シミやたるみなど、医療的なアプローチが必要な肌の悩みがある人
最後に私の経験から言えることは、肌のシミやたるみの改善には美容クリニックでの治療が適していると考えます。
フェイシャルエステは一時的な効果や癒しを求める場合には有効ですが、長期的な肌の改善を目指すなら医療的なアプローチを検討することをおすすめします。
フェイシャルエステを選ぶ際は、自分の肌の状態や目的、予算をよく考慮し、適切な選択をすることが重要です。
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